今や世界でも大人気の漫画(アニメ)「鬼滅の刃」では、「呼吸」が鬼と戦うための武術の技術としてクローズアップされています。
風の呼吸・炎の呼吸・霞の呼吸等のいろいろな呼吸があり、主人公竈門炭治郎も風の呼吸等を使って鬼と戦っています。
最初の呼吸である日の呼吸から、これらの呼吸が派生的に生まれたということです。
合氣道を愛好する私としては、合気道の呼吸とは違うものの武術や剣術として呼吸が注目されるのは喜ばしいことです。
合氣道の呼吸は、合氣道を創始された植芝盛平開祖の言葉としては、天の呼吸、地の呼吸が有名です。
この呼吸は、太陽(系)の運行と地球の運行であると理解するのが素直な解釈ではないかと思います。異論はあるかもしれませんが、そのように私は理解しています。
また、阿吽の呼吸であるとも開祖は言われています。
では、その呼吸が合氣道の実技としての技にどのように関わるかというと、開祖に関する書籍にはあまり具体的な説明は見当たりません。
開祖に直接習った直弟子の方々もその解釈は様々なようです。
現在では座技呼吸法として合氣道の教科書にもあり、稽古としても一般的に普及しています。その稽古法も道場によって様々ではないかと思います。
私が思うに、呼吸(法)は呼と吸であり、呼応と吸収の方法ではないかと思います。
開祖は合氣道は無抵抗主義であると言われています。襲ってくる敵に逆らわず、抵抗しないからこそ負けることはない、無敵であると開祖は言われていると思います。
敵の攻撃してくる心(害意)と体(拳や武器)に対して呼応し、相手の心と体を諸共に吸収出来れば武道・武術として素晴らしいと私は思います。
また、合氣道の呼吸は、水の呼吸や日の呼吸とも関連しているようにも解釈できます。
それは、次回考えてみます。